医院情報

矯正中の食事 — 避けたいものと、痛いときの食べ方

矯正を始めると食事のことが気になります。装置が外れたり変形したりする原因の多くは食べものですので、はじめに知っておくと安心です。

装置が外れやすい食べもの

切り方を変えるだけで済むもの

食べられないものばかりではありません。小さく切る・奥歯で噛むという工夫で多くは対応できます。前歯で強くかじる動作が最も外れやすいため、そこを避けるだけでも違います。

調整後に痛むとき

装置を調整した直後は数日間、噛むと痛むことがあります。この時期は無理をせず、やわらかいものを選んでください。

  1. おかゆ、うどん、スープ類
  2. 豆腐、卵料理
  3. やわらかく煮た野菜
  4. ヨーグルト、スムージー
  5. 熱すぎないものを選ぶ

痛みは数日で和らぐのが一般的です。長く続く場合や特定の場所だけ強く痛む場合はご連絡ください。

マウスピースの場合のルール

装着中に口にしてよいのは水のみです。お茶やコーヒーは着色の原因になり、糖分を含む飲みものは内側にとどまってむし歯の原因になります。食事のたびに外し、再装着の前に歯を清掃してください。

外している時間に注意

食事のたびに外すため、合計の装着時間が短くなりやすいのがマウスピース矯正の注意点です。食事を長く取りすぎると計画どおりに進みません。外した時間を意識してください。

着色が気になるとき

食事量が減ってしまうとき

痛みで食べる量が減る時期があります。栄養が偏らないよう、やわらかくても内容のあるものを選んでください。数日で戻らない場合はご相談ください。

外食や旅行のときの工夫

外食では切り分けやすいものを選ぶと安心です。骨つきの肉や硬いパンは前歯を使いやすいため、注文の段階で避けるか、取り分けてからお召し上がりください。

旅行中はマウスピースを外して置き忘れる事故が起きやすくなります。専用ケースを必ず持ち歩き、ティッシュに包んで置かないようにしてください。紛失は治療の遅れに直結します。

装置を外した直後の食事

  1. 治療が終わってすぐは歯が動きやすい状態です。
  2. リテーナーの装着を指示どおり続けてください。
  3. 硬いものをいきなり噛まず、少しずつ戻します。
  4. 歯の表面が敏感に感じることがあります。
  5. 清掃のしやすさは大きく改善します。

装置が外れても後戻りを防ぐ期間が続きます。食事の制限は緩みますが、リテーナーの管理は変わらず大切です。

食事の制限は一時的なものです

矯正中の制限を負担に感じられる方は少なくありません。ただ、これは治療期間に限られたもので、装置が外れれば元の食生活に戻ります。

制限を守らずに装置が外れると、その修理のために通院が増え、期間も延びます。結果として不便な期間が長くなるため、この時期だけは意識していただくのが近道です。

よくあるご質問

装置が外れてしまいました

そのままにせず、早めにご連絡ください。放置すると歯の動きに影響します。

ガムは噛めますか

粘着するため避けてください。マウスピースの場合も装着中は口にできません。

熱いものは大丈夫ですか

マウスピースは熱で変形するため、装着したまま熱い飲みものは避けてください。

外食のときはどうしますか

小さく切って奥歯で噛めば多くは対応できます。マウスピースの場合は外す場所を確保しておくと安心です。

痛みが続くときは食事を抜いてもよいですか

抜かずに、やわらかいもので続けてください。栄養が足りないと回復にも影響します。